使いやすくてクセになるビーズステッチ糸

糸と針でビーズを編んで楽しむビーズステッチは、数あるビーズワークの中でも特に人気のビーズワークです。シート状にデリカビーズを編んだり、立体的なモチーフに仕立てたり、ビーズステッチの楽しみ方は様々。

そんなビーズステッチに使うアイテムの中から国内外問わず多くのビーダーに選ばれている「ビーズステッチ糸」をご紹介します。

ビーズステッチのための糸

ビーズステッチ糸は、ビーズステッチのために開発された日本製のナイロン100％の糸です。

染色してコーティングを施した単糸で、作業中の糸割れがしにくく、すべりがいい特徴があります。
糸の形状が平らで不均等になっているため針穴に通しやすく、始末の結び目がほどけにくいといった使いやすさも多くのビーダーに選ばれている理由のひとつです。

糸の毛羽立ちが少ないので、何度も同じビーズに糸を通すシェイプドステッチなど、スムーズに編みすすめることができます。また、多少伸縮性があるので、適度に引きしめながら作業をすると糸の緩みが整いやすく、型崩れの少ない丈夫で美しい作品に仕上がります。

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ビーズステッチ糸の楽しみ方

カラーバリエーションが豊富

ビーズステッチ糸は色数豊富な24色展開。
それぞれ同系色内に異なる色調が揃っているため、ビーズの色やモチーフのイメージに合わせた色の糸を見つけることができます。

グリーン系には、3種類の色があります。

濃い緑色の葉っぱモチーフには、深い色調の「オリーブ（#11）」がぴったり。

フレッシュでみずみずしい洋なしモチーフには、明るい緑の「グラスグリーン（#16）」を。

しっとりした柔らかい質感をイメージしたサボテンモチーフには、淡い「セージ（#23）」が馴染みました。
それぞれのイメージに合う色を選ぶことができる、頼りになる糸です。

糸の色で遊ぶ！

作品に発色のいい糸の色を活かしてみるもの面白いです。
ビーズの色と合わせるのではなく、あえて無色透明なビーズと一緒に使って糸の色をビーズから透けさせると一味違った作品が楽しめます。

また、色付きの透明なビーズと糸の色を組み合わせて、自分だけの色を表現してみるのもおすすめです。
黄色のビーズと明るい水色のティール（#24）のビーズステッチ糸を組み合わせると不思議な魅力を持ったグリーン系のモチーフができました。

ビーズとの意外な色の組み合わせによって生まれるユニークな色の作品作りも楽しいですよ。
組み合わせ次第で新しい発見のある使い方をぜひ試してみてください。

ビーズステッチ以外にも！

ナイロン素材のすべりのよさと単糸特有の不揃いなラインの相乗効果で、通したときにビーズの収まりがいいビーズステッチ糸は、ビーズ刺しゅうの糸にも選ばれています。

色落ちもしにくいので、生地への色落ちの心配がないのも嬉しいところ。ちらりとビーズから覗いて見える糸の質感もビーズをより引き立ててくれます。

また、ビーズステッチ糸を複数本取りして、刺しゅう糸にする使い方もぜひ楽しんでみてほしいです！
単色はもちろん、ミックス糸にするとより一層刺しゅうの世界が広がります。きれいな光沢があり、小さな刺しゅうを施すときにおすすめです。6本取りにすると適度なボリューム感が楽しめますよ。

色選びに迷ったら

初めてのビーズステッチ糸で、どの色を買おうか迷ったときは、白（#1）・黒（#12）に加えて、ゴールド（#5）とアッシュグレー（#21）があるととても便利です。

白（#1）はビーズの色そのものを表現できる定番カラー。黒（#12）はシックな色の作品と馴染むのでこちらも持っておきたい1色です。
そして、ゴールド（#5）とアッシュグレー（#21）は、金具のゴールドやシルバーとマッチする色なのでアクセサリー作りに重宝しますよ。

このケースが気持ちいい

小さなボビンが可愛らしいビーズステッチ糸（50m巻き）は、2.5×2.5cmのミニサイズ。糸の収納に迷子の方は、ぜひこちらのケースを試してみてください。

ポリプロピレン製のミニケースは、約3cmの厚みがあるのでボビンとジャストサイズ。
乳白色半透明なので中身が見えて使い勝手がよく、針ケースやハサミなどを一緒に入れてお道具箱にも便利です。軽くて傷がつきにくいので持ち歩きにもおすすめですよ。

ありそうでなかった理想のサイズ！
糸の数が増えてきたときのビーズステッチ糸専用のケースとしても優秀です。
糸の色が見えるように横向きに入れると21コ収まり、色番号が見えるように縦向きに入れると24コ全色がぴったり収まります。
どちらの向きでも入るので、自分にとって使い勝手のいい入れ方で使用できます。

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