最近、「立体スター」や「ドデカビーズボール」など、3Dのビーズ作品を、ビーズ雑誌やSNSでよく見かけます。たくさんの方が立体モチーフ作りを楽しまれていますね。ついに、株式会社MIYUKIから初めて立体モチーフを作るビーズキットが登場しました。
「どうやって立体にするんだろう?」
「どんな材料が必要なんだろう?」
「作ってみたいけど解らない事が多すぎる……。」そんな方にぴったりなのが、材料と説明書が同梱された、ビーズキットです。
今回ご紹介するビーズキットは、ビーズステッチことはじめにおすすめのチャレンジキットです。
今すぐキットを購入したい方はこちら
アメリカの数学者ノーマン・ジョンソンが発表した全92種類の「ジョンソンソリッド(ジョンソンの立体)」をMIYUKIデリカビーズで表現するビーズステッチのこと。
「ビーズステッチの女王」ダイアン・フィッツジェラルドさんが考案したものです。
ジョンソンの立体(Johnson solid)は、全92種類あります。そのどれもが、正三角形、正方形、正五角形、正六角形、正八角形、正十角形の6種類の正多角形で構成される立体です。
正三角形4つと、正方形5つで出来る立体。
これも、ジョンソンソリッドのひとつです。
ちなみにこれはジョンソンの8番目の立体。
No.8 正四角錐柱(せいしかくすいちゅう)
と名前が付いています。
Wikipediaで「ジョンソンの立体」をチェック
まずは、正三角形作りからはじめてみよう!
ジョンソンソリッドを構成する一番小さな要素です。
写真のような三角形を、MIYUKIデリカビーズで作ります。
このような三角や四角のパーツをビーズステッチで作り、それぞれをつなぎ合わせ3Dに仕立てます。
※ 四角パーツの作り方は「ビーズFriend vol.70 2021年春号」に掲載されています。
基本の三角形はMIYUKIのyoutubeチャンネルにて作り方公開中です。
今回ご紹介するキットも、この三角形で構成されています。
1つ1つの三角形は、とても小さなモチーフなので、慣れるとあっという間に作れるようになります。同じ物をコツコツ作るのが好きな方に、ぜひオススメしたいキットです。
たくさん小さな三角を作り溜めて、いっきにつなぐ、なかなか気分爽快ですね~!
はじめての立体ビーズステッチキットは、ジョンソンの12番目の立体『No.12 デルタ六面体』を作るキットです。
ジョンソンソリッドの構造が、理解しやすいシンプルな立体です。
立体ビーズステッチがはじめての方でも、チャレンジしやすいモチーフです。
カラフルな「風車」と大人可愛い「リボン」の2種類。お好みのデザインでお楽しみ下さい。
キットのQRコードを読み取れば、株式会社MIYUKIのyoutubeチャンネルが開きます。お持ちのスマートフォンで、お手軽に「ジョンソンソリッドのステッチ動画」がご覧頂けます。
かわいらしい色使いにすこし大き目のピアスでお顔周りを華やかにしてくれます。和のテイストも感じられ、色違いも作ってみたくなるピアスです。
ダイアン・フィッツジェラルドさんがデザインしたデルタ六面体モチーフです。
■縦:約6.2cm×横:約1.8cm
ステッチで作るコロンとした多面体と、ファイアポリッシュビーズの色がマッチした揺れるピアスです。ダイアン・フィッツジェラルドさんがデザインしたデルタ六面体モチーフです。
■縦:約6.2cm×横:約1.8cm
Diane Fitzgerald
(ダイアン・フィッツジェラルド)
ビーズジュエリーデザイナー / ビーズコレクター
Diane Fitzgerald「Beautiful Beads」
http://www.dianefitzgerald.com/
1989年以来、ミネソタ州ミネアポリスのショップ「ビューティフルビーズ」主宰。
南アフリカを訪れて出会ったズールーとショサのビーズワークを学ぶなど研究を重ねる。
日本、チェコ、ドイツ、イギリスなどのガラスビーズ産業についても造詣が深い。
ミネソタ大学でマスコミュニケーションの修士号を取得、デザイン専攻。
現代アメリカのアートガラスビーズ、ヨーロッパと日本のヴィンテージビーズの収集家でもある。
「ジョンソンソリッドのステッチ」は、「ビーズFriend vol.70 2021年春号」に掲載されています。今回ご紹介したキットのジョンソンソリッド以外の立体レシピも、たくさん掲載されています。もっともっと、ジョンソンソリッドのステッチが楽しめますので、ぜひご覧くださいね。
※掲載内容は公開時のものです。価格やパッケージは変更する場合があります。