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ひらいてとじる チェーンメイルアクセサリーの作り方

チェーンメイルで作るメタルアクセサリーは、ジュエリーのような高級感があり、これからの季節にぴったりです。クールな印象なので、メンズアクセサリーにもおすすめです。
今回の特集では、『メビウスボール』『フラワーチェーン』『ビザンチンチェーン』『ジャパニーズ』の4種類のテクニックをご紹介します。どのテクニックも手順を覚えたら夢中になるほど楽しく、アッという間に本格的なメタルアクセサリーがお作りいただけます。

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チェーンメイルとは

『チェーンメイル』は、チェーンは“鎖”、メイルはフランス語で‟編目“を意味します。和名を“鎖帷子(クサビカタビラ)”といい、昔は防具を作る技法として用いられていました。また、丸リング(丸カン)を組み合わせて編んでいくテクニックのことを『チェーンメイル』と呼びます。世界中に伝統的な編み地が1,000以上あるといわれており、金属素材とは思えないほど、しなやかに揺れ、身にまとえるほどなめらかでありながら、防具としての丈夫さも兼ね備えています。時を経て、『チェーンメイル』は、クールでスタイリッシュなジュエリーデザインに用いられるようになりました。

材料は、丸リング(丸カン)だけ!作り方は、単純な手順の繰り返しなので、どなたでも簡単に作ることが出来ます。

複雑そうな模様も、基本は丸リング(丸カン)の開閉。ひらいてとじて、ひらいてとじる――。
ネックレスやブレスレットの留め具や、ピアス金具をつなぐなど、アクセサリー作りではよく使うおなじみのテクニックですね。

今回は、どんどん丸リングだけをつないで、モチーフやチェーンを作り、アクセサリーに仕立ててみましょう。

画像はメビウスボールの組み合わせ方です。いつもは脇役の丸リングも、チェーンメイルの技法でメインモチーフとして活躍します。

チェーンメイルを上手に作るには、モチーフやデザインに合った大きさ、柔らかすぎず固すぎずの、自分にとって”丁度良い粘り強さ”の丸リング選びが、とても大切です。

最適な丸リング(丸カン)

チェーンメイルをするうえで、重要なポイントは、それぞれのデザインに適したサイズの丸リング(丸カン)を使用すること。リングの太さ(線経)と穴径などによっては、上手く組み合わない場合があります。オリジナルのデザインで作る際には、使用するリングのサイズにご注意ください。
MIYUKI社の丸リングは、適度な硬さがあって型崩れがしにくく、色剥げにも強い高品質なリングですので、チェーンメイルに最適です。

K539 (0.7×5mm) 丸リング(丸カン)

メビウスボールビザンチンチェーンジャパニーズに使用できます。

K664 (1×8mm) 丸リング(丸カン)

メビウスボールビザンチンチェーンフラワーチェーンに使用できます。

K541 (1×7mm) 丸リング(丸カン)

メビウスボールフラワーチェーンに使用できます。

K1682 (10mm) 丸リング(丸カン)

メビウスボールフラワーチェーンに使用できます。

K670 (6mm) 太リング

ジャパニーズの大小2種類のリングの内、大きい方のリングに使用できます。

メビウスボール

「メビウスボール」とは、ぐるぐると重なるように丸リング(丸カン)をつなぎ、お花のようなモチーフをつくるテクニックです。丸リング(丸カン)の数に決まりはありませんが、使用する丸リング(丸カン)の太さや穴径によって編み付ける数を調節してください。
また、メビウスボールはチェーンメイルの中でも、特に簡単に作ることが出来る技法です。丸リング(丸カン)の開閉練習にもなりますよ。

メビウスボールの作り方

メビウスボールのピアス

2色のメビウスボールが揺れるデザインが可愛いピアスです。 お好みで、メビウスボールの数を変えてお楽しみください。

フラワーチェーン

『メビウスボール』を2コの丸リング(丸カン)でつなぎ合わせて作る、少しボリュームのある『フラワーチェーン 』。
シンプルですが存在感があり、華やかなアクセサリーに仕上がります。
つなぎに使用する丸リングの数に決まりはありませんので、デザインに合わせて数を調節してください。

フラワーチェーンのブレスレット

シルバーのメビウスボールをつなぎ合わせて作ったフラワーチェーンのブレスレットは肌馴染みもよく、手元を華やかにしてくれます。ユニセックスなデザインなので、ペアアクセサリーにもおすすめです。

ビザンチンチェーン

「ビザンチンチェーン」とは、2コ1組の丸リング(丸カン)を、あやとりのように広げたり、すくったりを繰り返して編みつけたチェーンのテクニックです。一見すると複雑に見えますが、パターンを覚えると同じことの繰り返しなので簡単です。はじめは、丸リング(丸カン)の組ごとに色を変えて作ると覚えやすく、雰囲気のあるチェーンになります。また、ビザンチンチェーンの編みあがりは非常になめらかで肌触りが良いのが特徴です。

ビザンチンチェーンの作り方

ビザンチンチェーンのブレスレット

4色の丸リングを組み合わせながら、編み付けて作るビザンチンチェーンのブレスレットです。作る工程も楽しく、細いブレスレットは、さりげないお洒落に最適です。お好きな色の丸リングでブレスレット作りをお楽しみください。

ジャパニーズ

「ジャパニーズ」とは、大きな丸リング(丸カン)を小さな丸リング(丸カン)でつなぎ合わせて、平たくシート状に編むテクニックです。名前の通り、日本の伝統的な楔帷子(クサビカタビラ)をもとにアレンジされて出来たとされています。作り始めに、大きな丸リング(丸カン)をきっちりと閉じ合わせ、小さな丸リング(丸カン)は開いて準備しておき、開いておいた小さな丸リング(丸カン)でつなぎ合わせていくと作業がスムーズです。

ジャパニーズのイヤリング

大きなリングを丸くなるようにつなぎ合わせて、お花のようなモチーフに仕上げています。リングの色をお好みでアレンジしてお楽しみください。

『メビウスボール』『フラワーチェーン』『ビザンチンチェーン』『ジャパニーズ』と4種類のチェーンメイルのテクニックをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
ジュエリーのような華やかさをもったチェーンメイルで、あなただけのオリジナルのメタルアクセサリー作りをお楽しみください。

2サイズの丸リング(丸カン)を使ったジャパニーズ。同じテクニックでも色んなデザインでお楽しみいただけます。

チェーンメイル作りに必要な道具

リングの開閉には、プライヤーやラジオペンチなどの工具を2つ使用します。細いリングにはプライヤー、太いリングにはラジオペンチがおすすめです。リングの太さや強度に合わせてお選びください。
また、ジャパニーズなど、あらかじめ沢山のリングを開閉して準備するときには、指カンが大変便利でおすすめです。指カンを使用するときは、利き手ではない方の指にはめて、工具を利き手で持ってリングを掴んで開閉します。アクセサリー作りにあると便利なおすすめ工具の中の一つです。

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