MIYUKIデリカビーズで作る立体ステッチ「ジョンソンソリッドのステッチPart.2」のキットが発売です。
日本人にはなじみ深い「折り紙のくす玉」にも、どこか似ている「華」と「幻」。和をイメージした2デザインです。
規則的な色使いで、立体作りが初めての方でも、工程で迷いにくいデザインです。ジョンソンソリッド(ジョンソンの立体)は、最新号のビーズFriendでも特集されてますので要チェックです。
アメリカの数学者ノーマン・ジョンソンが発表した全92種類の「ジョンソンソリッド(ジョンソンの立体)」をMIYUKIデリカビーズで表現するビーズステッチのこと。
「ビーズステッチの女王」ダイアン・フィッツジェラルドさんが考案したものです。
ジョンソンの立体(Johnson solid)は、全92種類あります。そのどれもが、正三角形、正方形、正五角形、正六角形、正八角形、正十角形の6種類の正多角形で構成される立体です。
正三角形4つと正方形5つで出来る、おうちの形も、ジョンソンソリッドのひとつです。
ちなみにこれはジョンソンの8番目の立体。
ジョンソンソリッド No.8 正四角錐柱(せいしかくすいちゅう)と名前が付いています。
Wikipediaで「ジョンソンの立体」をチェック
シンプルな三角と四角を、ビーズステッチで作ると、組み合わせ次第で様々な立体が作れます。MIYUKIデリカビーズの配色で色んなモチーフが作れそうで、ワクワクしますね!
まずは、正三角形作りからはじめてみよう!
ジョンソンソリッドを構成する一番小さな要素です。
写真のような三角形を、MIYUKIデリカビーズで作ります。
MIYUKIのYouTubeチャンネルにて作り方公開されています。
Part2 では、新たに正方形も組み合わせて、ジョンソンソリッドを作ります。
しっかり習得したい方は、正三角形シートのみで構成された立体を作る「ジョンソンソリッドのステッチPart.1」からのチャレンジが、おすすめです。
MIYUKIのYouTubeチャンネルにて作り方公開されています。
今回のPart2では、新たに正方形のシートを追加になります。
1つ1つは、とても小さなシートなので、だいたい15分くらいで作れます。慣れるともっとはやくなるかも!こつこつ作り溜めた小さなシートが、パズルのようにキチント組み上がっていく、仕上げの工程は、とても楽しいですよ。
今回のジョンソンソリッドのビーズステッチキットは、ジョンソンの27番目の立体を作るキットです。
ちょっぴり読みにくいけど、漢字で書くと「同相双三角台塔(どうそうそうさんかくだいとう)」です。
透け感・ツヤ感が異なる3種類のビーズを使った和のデザイン2種類。
ぱっと花が咲いたような鮮やかさの「華」
蜃気楼のようにはかなげな「幻」
色合わせとガラスビーズの輝きが考慮された、素敵なデザインです。タッセル部分は、変わった作り方で勉強になりますよ。
まずは、キットの2カラーからお選びください。
「華」はこちら
「幻」はこちら
一番小さな正三角形の要素に正方形を組み合わせて作る立体は、「ジョンソンソリッドのステッチPart.1」よりもテクニックがステップアップした立体です。2つのシートの作り方が覚えられて、なんだかお得なキットです。
「私に作れるかな?」と心配の方でも安心。
お持ちのスマートフォンで、キットのQRコードを読み取れば、株式会社MIYUKIのYouTubeチャンネルが開きます。手軽に「ジョンソンソリッドのステッチ動画」がご覧頂けます。
立体づくりが初めての方でも解りやすいですね!
MIYUKIのYouTubeチャンネルにて作り方公開されています。
和のテイストで作った華やかなチャームです。ジョンソンソリッドステッチの三角形と正方形をつないで立体にします。タッセルもついて元気になれるチャームです。
和のテイストで作った儚げで幻想的なチャームです。ジョンソンソリッドステッチの三角形と正方形をつないで立体にします。タッセルもついて淡いカラーがかわいらしいチャームです。
作り終えたら、色違い作りも楽しそうですね。オリジナルカラーを作られる際は、同じ大きさのMIYUKIデリカビーズ(DB)からお選びください。
ビーズステッチの針は消耗品です。使っているうちに、折れたり曲がったりします。ストックがあると安心ですね。このほか「ビーズマット」や「三角トレイ」など、ビーズワークをスムーズに楽しめるお道具が有ると便利です。
Diane Fitzgerald
(ダイアン・フィッツジェラルド)
ビーズジュエリーデザイナー / ビーズコレクター
Diane Fitzgerald「Beautiful Beads」
http://www.dianefitzgerald.com/
1989年以来、ミネソタ州ミネアポリスのショップ「ビューティフルビーズ」主宰。
南アフリカを訪れて出会ったズールーとショサのビーズワークを学ぶなど研究を重ねる。
日本、チェコ、ドイツ、イギリスなどのガラスビーズ産業についても造詣が深い。
ミネソタ大学でマスコミュニケーションの修士号を取得、デザイン専攻。
現代アメリカのアートガラスビーズ、ヨーロッパと日本のヴィンテージビーズの収集家でもある。
「ジョンソンソリッドのステッチ」は、「ビーズfriend vol.71 2021 Summer」にも、掲載されています。今回ご紹介したキットのジョンソンソリッド以外の立体レシピも、たくさん掲載されています。もっともっと、ジョンソンソリッドのステッチが楽しめますので、ぜひご覧くださいね。
※掲載内容は公開時のものです。価格やパッケージは変更する場合があります。